体験入塾

 体験入塾とは、塾生と一緒に授業やテストを受けて、前進塾の「教室の雰囲気」「授業の行い方や進む速さ」「問題演習の時間」等を実際に体験し、少しでも安心し、納得した上で入塾してもらうための制度です。期間中は塾生と同じように接し、特別扱いをすることはありませんので承知の上受講してください。塾に通うと言うことは、今まで個人である程度自由に使っていた時間に制約がかかります。「食事や入浴の時間など普段の生活をどうするか」「学校の宿題はいつするか」「塾の復習や確認テストの準備はどうやるか」など、制約を受けるだけでなく、時間帯が変わったり、やることが増えたりと大きく生活のリズムが変わります。体験入塾期間だけでなれるというのはまず無理です。また、なれると言うよりは、強い意思を持って合わせると考えておいた方がいいでしょう。従って、体験入塾期間は、「これから目標を持って頑張ろう」と強く決意するための期間と思っていただいた方がよいでしょう。
 では、よく質問されたり不安に思っていたりすることの実例を挙げてみます。

 1.『学校より先をやってたら、習っていないところに突然入ってしまうけど…(不安)
  ⇒「大丈夫です。正式に入塾したらきちんと穴埋めするので、そんなときはとにかく一生懸命授業
    を受けてください。分からなくても心配はいりません。」

 2.『間違ったりできなかったら怒られないかな…。(不安)
  ⇒「分からないことがあるから塾に通うんです。怒られるはずがありません。ただし、分からない
    からと黙って意思表示をしなかったり、指示を守らなかったり、おしゃべりをして塾の雰囲気
    を壊すような場合は、厳しく注意します。」

 3.『テストで合格できなかったら、再テストを受けなきゃいけないのかな?(心配)
  ⇒「受けたテストはみんなと同じように採点して返しますが、まだ記録はつけません。再テストは
    ありませんが、定期テストの範囲に含まれるときはテスト前に終わらせてください。」

 4.『途中で具合が悪くなったり、トイレに行きたくなったりしたらどうしたらいいの?(心配)
  ⇒「体調が悪いのに無理してこじらす方がきついし無駄です。体調が悪くなるのは誰が悪いわけで
    もありません。すぐに届け出て適切な対応をしてもらいましょう。」

 5.『忘れ物をしてしまったら言った方がいいのかな。何か言われないかな。(心配)
  ⇒「忘れ物は決して褒められることではありません。貸せるものは貸してあげますが、次からは注
    意するようにと一言付け加えるでしょう。」

 6.『授業中に当てられて答えられなかったり、間違えたりしたらどうしよう。(恥ずかしい)
  ⇒「大丈夫とは言いませんが、あまり心配はいりません。分からないから塾に来るんだ。学校じゃ
    なくて塾で間違ったのだからよかったね。というような考えで臨んでください。」

これ以外にも何か不明な点や不安なことがあれば何でも尋ねてください。最初は戸惑っていても、1ヶ月もしないうちになれてしまいます。